昭和22年~昭和29年(1947年~1954年)

昭和22年 7月19日

仙台ユネスコ協力会、世界初の民間ユネスコ団体として発足

続いて京都(9月18日)、奈良(1月18日)、神戸(12月11日)に協力会発足

11月15日 日本初のユネスコ学生組織、東北ユネスコ学生会発足
11月27日 第1回ユネスコ運動全国大会(東京)
昭和23年 5月1日 日本ユネスコ協力会連盟結成、初代会長に仁科芳雄就任
11月21日 第2回日本ユネスコ運動全国大会(仙台市)
昭和24年   富山大学ユネスコクラブ発足
11月16日 第3回日本ユネスコ運動全国大会(大阪市)
昭和25年

6月

10~11日

第4回日本ユネスコ運動全国大会(神戸市)

8月

5~6日

第5回日本ユネスコ運動全国大会(広島市)

10月

27~28日

第6回日本ユネスコ運動全国大会(長崎市)
昭和26年 8月14日 日本ユネスコ協力会連盟を改組、社団法人日本ユネスコ協会連盟創立総会、初代会長に藤山愛一郎就任

8月

14~15日

第7回日本ユネスコ運動全国大会(札幌市)
9月10日 富山大学学長鳥山喜一、元外交官馬瀬金太郎、富山大学文理学部長清水虎雄、北陸夕刊社長北川楊村、富山大学助教授新田隆信、富山ユネスコ協会設立に合意、(富山市電気ビル)
9月20日

講演「講和と日本」日本国際連合協会長 佐藤尚武(富山県議会場)

富山ユネスコ協会設立の方針を伝え、協力方を要請

9月25日

富山ユネスコ協会創立準備会(富山社交倶楽部)

会長 富山大学学長鳥山喜一

副会長 北陸銀行頭取中田勇吉、富山大学文理学部長清水虎雄

理事 北日本新聞社長鷹取健次郎、馬瀬金太郎、富山県連合婦人会長南日喜代、髙志人主宰翁久允、富山相互銀行社長金岡好造、新田隆信

11月3日

富山ユネスコ協会創立 初代会長 鳥山喜一

記念講演「世界のユネスコ活動について」文部省西村巌渉外ユネスコ課長(富山市電気ビル)

事務局:富山市桜橋通り電気ビル社交クラブ内

昭和27年

2月24日

第1回高校ユネスコ弁論大会

13校18名参加、1位:「起てユネスコ運動の先頭に」雄峰高校 鈴木長一(富山市電気ビル)

3月1日 講演会「平和建設への道」、東京大学教授・日本ユネスコ国内準備委員 尾高朝雄
3月31日 「学生富山ユネスコ」第1号発行、第2号(5月)から「富山ユネスコ」に改名、第3号(9月)、第4号(10月)、第5号(11月)、第6号(12月)
4月 富山ユネスコ協会会則制定
5月10日

富山ユネスコ協会第1回理事会・総会

昭和26年度決算(収入85,200円)、会員:学生54名、普通5名、特別6名、団体5団体、維持(法人14社、個人11名)、会費改正:学生50円→100円、普通100円→200円、維持(個人)2,000円→1,000円 

5月17日 世界人権宣言研究会(富山大学ユネスコクラブ)
6月4日 講演会「ユネスコの精神・組織・事業、わが国のユネスコ活動等について」文部省ユネスコ課長釘本久春(富山中部高校)
6月29日

第1回中学校ユネスコ弁論大会

23名参加、1位:「ユネスコと私達」庄川中学校1年 斎藤煕子(富山中部高校)

9月 事務局変更、富山市桜橋通り電気ビル社交クラブから富山市奥田富山大学本部内へ

9月

12~13日

第8回日本ユネスコ運動全国大会(名古屋市) 
9月13日 講演「国際経済機構の諸問題」北陸銀行調査課長・当協会理事 密田正吉(富山大学文理学部)
10月 鳥山喜一会長、日本学術会議ユネスコ委員に就任
11月9日

第1回高校ユネスコ連絡協議会(富山東部高校)

鳥山会長ほか協会役員出席、生徒代表18校43名参加

参加高校:泊、桜井、魚津、上市、婦負、小杉、砺波、福野、石動、津沢、富山中部、富山北部、雄峰、不二越工業、富山女子、高岡西部、高岡北部、富山東部

12月

1~10日

人権週間にちなんで役員が県下7ヶ所で講演会、座談会を実施(共催)

「世界人権週間とユネスコ」(富山大学)、「人権と青年」富山大学教授長谷川亀太郎(富山南部高校)、「人権とユネスコ」富山大学学長鳥山喜一(魚津高校)、「人権デーに因みて」富山大学教授高瀬重雄(富山東部高校)、「人権について」富山大学助教授新田隆信(新湊高校)、「世界人権宣言について」富山大学文理学部長清水虎雄(高岡西部高校)、「人権」富山大学文理学部長清水虎雄(津沢高校)

12月1日

世界人権宣言採択4周年記念ユネスコ座談会

司会:富山大学文理学部長清水虎雄副会長

12月6日

人権週間に因んだ放送座談会

司会:富山大学教授 高瀬重雄理事、富山大学ユネスコクラブ 若林秀幹、富山地方法務局人権擁護課長 石川実 

12月6日

第2回高校ユネスコ弁論大会

テーマ「第5回人権週間にあたり、人権尊重に関するもの」(富山中部高校)

昭和28年 1月 「富山ユネスコ」第7号発行
2月9日

国際親善ユネスコ学生絵画交換作品募集審査会

応募数1,000点

高校の部、特選:富山南高校1年 杉田美智子

中学の部、特選:芝園中学校1年 小西滋人

小学の部、特選:経田小学校5年 菊代昌子

応募作品は韓国、中国、フィリピン、インド、パキスタン、アメリカ、カナダ、ブラジル等で巡回展示、これに先立ち、富山、高岡、魚津、新湊、氷見の各市で展覧会を開催

3月

6~7日

講演会「ユネスコと日本人」日本ユネスコ国内委員・名古屋大学学長勝沼精蔵(富山市電気ビル、高岡市川原小学校)
9月25日 「富山ユネスコ」第8号発行

9月

25~26日

講演会「ユネスコと成人教育」前文部視学官 山室民子(高岡市民会館、富山中部高校)
11月20日 鳥山喜一前会長送別会(富山市電気ビル)

11月

14~15日

第9回日本ユネスコ運動全国大会(松山市)
昭和29年 1月23日

臨時総会(富山市山王公民館)

会長に中田勇吉、理事長に富山化学工業(株)常務取締役、富山市教育委員中井精一就任、常任理事会設置、事務局を富山市教育委員会に置くことを決める

2月25日 中田勇吉会長、就任の挨拶をかねて、JOLRから「ユネスコの話」放送
3月12日 JOLRより文部省ユネスコ課長釘本久春の「ユネスコの話」を朗読放送
3月21日 ユネスコに関する座談会(富山市山王公民館)

4月

2~17日

常任理事新田隆信、太平洋地域ユネスコゼミナール日本代表としてフィリピンに渡航
4月15日 「富山ユネスコ」第9号、10月15日第10号、12月25日第11号発行
6月27日

第3回学生ユネスコ弁論大会

中学生12名、1位:「かくしてこそ平和あり」富山南部中学校2年 渡辺 正

高校生19名、1位:「生きる喜び」砺波高校3年 畑 文子(富山市公会堂)

8月

7~9日

第10回日本ユネスコ運動全国大会(長野県諏訪市)
9月1日 「『立山ユネスコハウス』建設計画に関しご審議方ご依頼について」を中田勇吉会長より中部山岳国立公園立山開発審議会 高辻武邦会長へ提出

10月

23~24日

第1回富山ユネスコセミナー(宇奈月温泉・黒部荘)

学生、青年団、婦人会、YMCA代表者等23名参加

ユネスコ活動の実践について自由討議

講演「ユネスコの歴史的背景、理事長中井精一、「平和運動の限界」常任理事新田隆信

10月 事務局、富山市教育委員会社会教育課へ移行
11月26日 第2回高校ユネスコ連絡協議会、16校35名参加(富山商業高校)